衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

活動報告及びお知らせ
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◎ 政 治 ◎ 小沢代表の辞任 

2007.11.04 政治

 今日午後突然「小沢代表辞任表明」の一報が入った。私はさして驚かなかった。あの郵政解散総選挙以来政治に何が起きようともおかしくないからだ。可能性はほとんどないと思うが、二年後には小沢代表が自民党の党首になっていることもあるかもしれない。なにせ反自民の急先鋒であった二階氏も自民党の大幹部に復帰しているくらいだから。そもそも、自民党も民主党も数年後にはなくなっており、政界再編が実現していることだって、小選挙区制では難しいにしろ、ありえないことではない。
 もう一度冷静になって考えてみよう。わずか二年前の郵政解散総選挙であれだけ圧勝した自民党が、なぜ先の参議院選挙でぼろまけしたのか。普通では考えられないことである。自民党王国の宮崎県でそのまんま東さんが知事になったのは偶然ではない。
 安倍総理になってからなぜか閣僚の失言、不祥事が次々とおこる。5年間という長期にわたる小泉政権で田中真紀子外務大臣の辞任を除いてなぜ、ほとんど閣僚の不祥事や問題が表に出なかったのか。おかしいではないか。偶然か。
 小泉・竹中構造カイカク路線派があれだけほめちぎったホリエモンや村上ファンドの村上氏がなぜ逮捕されたのか。永田メール問題の不可解。竹中大臣(当時)はなぜ任期途中で議員辞職したのか。U教授はなぜ痴漢容疑で逮捕され、さんざん長期拘留されたのか。よく考えると不可解なことだらけではないか。アメリカの「テロとの戦い」とは?イラクの独裁者サダム・フセイン氏が逮捕処刑されて、なぜ世界最大のテロリストの親玉のビンラディン氏は未だに捕まらないのか。
 しかし、こうした事実があるのにもかかわらず、マスコミは真相に迫ろうとしない。それは、なぜか。マスコミ人がよほどの不勉強で勘が悪いからなのか、我が身が恐くて真相を明かせないのかどちらかである。
 国民が知らされていないこのからくりも、あと数年ほど経つと徐々に明らかになるであろう。
 「現在、過去、未来」、「因果応報」という言葉があるが、全ては原因があり結果がある。地球創世以来、太古の昔から現在まで連綿と無数の糸でつながっているのである。そうであるならば、もう一度虚心坦懐になって過去のいろいろな出来事に思いをいたし、将来の結果が凶とならないように、現在に生きるわれわれは、もう一度反省して改めるべきところは改めなければならない。