衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

活動報告及びお知らせ
国家国民のための信念を貫く男 信念

活動報告及びお知らせ

ACTIVITY

◎ 政 治 ◎ 某隣国の過剰反応

2014.01.09 ピックアップ

安倍晋三総理大臣の昨年の靖国神社訪問に対して、一部の某隣国がわあわあ騒いでいる。あまりの過剰反応にいささかあきれている。
そもそも国家のために命を捧げた英霊に対して尊崇の念をいただくことのどこがいけないのだ。いちいち他国から言われる筋合いはない。完全な内政干渉である。
歴史認識の違いなどという者もいるが、そもそも歴史とは事実(=ファクト)の積み重ねである。ところが、どこかの一部の国は歪曲どころか、ねつ造までして自国の歴史を美化し、あろうことか日本の歴史を冒涜までしている。
それはそれで、民主主義、自由主義、法の支配、基本的人権といった価値観を共有できないような別次元の国なので、これまで大目にみてきたところがあるが、最近の異常な反応は目に余る。
だいたい、まともな第三国は、今この瞬間に自由とほんのわずかな自治権を求めている少数民族のひとたちを投獄したり、殺戮するとともに、軍備を増強し、周囲の平和国家の領土をめちゃくちゃな理屈でかすめとろうとしているまるで19世紀の(注:21世紀でも、20世紀でもないので念のため)帝国主義的膨張路線をとっている某一党独裁国が、今から70年前近くの日本の歴史についてわあわあ言っているのはおかしいのではないかと感じ始めているはずだ。
となりの某国も同じだ。いわゆる従軍慰安婦や徴用工の対応を見ても、とても法治国家とは思えない。裏を返せば、彼らが寄って立つ存立基盤が実はかなり怪しくなっているのではないか。少数民族問題、人権侵害、政権の腐敗・汚職、格差社会、経済の脆弱性。本当に困った時、助けてくれるのは「おひとよし」な日本くらいしかいないのに、と思うのだが。
自国の国内基盤が揺らいだとき、悪しき為政者が国民の目を外に向けてごまかそうとするのは歴史の常である。
某反日隣国政権の「終わりの始まり」ととらえるべきではないか。米国も本当に同盟国であるならば、むちゃくちゃな国のむちゃくちゃないいがかかりにいちいち反応せずに、手をさしのべよとまでは言わないが、黙っていて欲しい。さもないと、一部の怒れる日本人たちが、米国内のリベラル派に呼びかけて、世界中に原爆で亡くなった日本人の銅像、特に女性と子供の銅像を米国内のみならず、世界中に立てようという運動を起こすかもしれない。
今回の米国の冷ややかな反応で、いわゆる一部の親米保守派といわれる方々たちからアメリカの反応に「失望した」という声があがった。「失望」発言に「失望」とは皮肉なものだ。(ちなみに私は反米、嫌米派というレッテルを貼られているが、米国は日本にとって大事な同盟国であると認識している。あえて言えばより対等な関係を目指している是々非々派、米国が暴走する場合ははっきりとパートナーの日本がいさめるべきとする、諫米派である)。
歴史認識の問題については、日本は過剰反応せずに、淡々粛々かつ徹底的に世界中の国々の政権中枢のみならず、マスコミ、知識人などの有識者、一般国民に対して、日本の立場を発信すべきであろう。
特に、米国が真の民主主義国家であるならば、政権中枢のみならず、もっと徹底して良識ある米国民に、真実、真相を伝えるべきである。また、某隣国の肩身を狭い思いをしている良識派に手をさしのべ、もっと連帯すべきと思うが、みなさんはどう思われるか。