衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

活動報告及びお知らせ
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ACTIVITY

テポドン

2006.07.09 政治

 北朝鮮のミサイルが発射されました。以前から燃料注入を米国の偵察衛星がとらえており、その情報が日本はじめ各国に提供されていました。北朝鮮のそのような動きに対して発射を中止させようと日本や世界が圧力をかけました。それでも発射されたわけです。
 私はなぜ各国が発射を中止させようとしたのか良く分かりません。発射を中止させようとすれば、どうせその見返りに北朝鮮の体制をしばらく延命させるに充分なカネを要求されるだけでしょう。ならば発射したいと言い張るのなら発射すれば良いと思っていました。実際被害もなかったわけです。ただ、国際法上このような行動をとるのならば、関係諸国に対して事前通報をすべきであったわけであります。
 今回のことで、北朝鮮という国家がどういう国なのか日本国民はさらに認識を深めることになったでしょう。北朝鮮のバックについている中国は今回の件を陰で黙認したと思われます。
 それにしても、マスコミが北朝鮮のミサイル発射に対して淡々と報道しているのには改めて驚きました。もっと国民の怒りの声をストレートにぶつけると思っていたのに・・・・。
 ところでテポドンのおかげで日銀総裁の村上ファンドを巡る問題が一気にトーンダウンしました。ホリエモンと某自民党幹部の関係について司直の手がのびそうになると、絶妙なタイミングで永田議員の偽メール事件がおこり、皇室典範改正問題で自民党が割れそうになると紀子様ご懐妊。本当に運の良い政権だと感じました。最近では、村上ファンド問題をうやむやにするために北朝鮮にお願いしてミサイルを撃ってもらったなどということを言う人や、横田めぐみさんは金正日にもっとも近い人物のおそば係としてスイスに滞在しているというような人がいますが、この種の情報の信憑性ははっきり言って分かりません。
 マスコミがコントロールされている以上、こんな情報は絶対に表に出てその真偽につき問われることはないでしょう。
                                7月9日(日)