昨夜、民進党の前原誠司代表が来月の衆議院議員選挙に無所属で出馬するとの意向であり、民進党は小池百合子東京都知事が立ち上げた「希望の党」に合流し、民進党の公認候補を擁立しない方向で調整しているとの報道に接しました。

情勢は不透明であり最終的な結論がどうなるかはわかりませんし、他の政党のことですのでとやかく言いたくはありませんが、仮に報道通りの方向に進むのであれば、「選挙ファースト」、「バッジファースト」と言われても仕方ないのではないでしょうか。

党利党略ならまだしも、自らが当選したいがためだけに、これまでお世話になってきた政党を捨てることは、もはや私利私欲ではないでしょうか。

議員は当選しなければ仕事ができないとは言いますが、当選することが目的になってはなりません。

私は、勝てるかどうかではなく、自らの信念を貫き、過去に３回の選挙を無所属で闘いました。

私利私欲に走る議員などいなくとも、政治の場で世の中のために働きたいとの志をもった方々はたくさんいらっしゃいます。

私は、このような離合集散に与することなく、国民の皆様の政治不信を払拭できるよう、真摯な姿勢で政治に向き合っていきたいと思います。