リオデジャネイロ五輪において体操の男子団体が３大会ぶりとなる金メダルを獲得しました。美しく力強い演技に感動するとともに、この日は、平和の祭典である五輪が無事に開催されていることの尊さをあらためて考える日となりました。
昨日９日は、長崎に原爆が投下されてから７１回目となる「原爆の日」でした。被爆者が高齢化する中、長崎で起きたこの悲惨な体験を、私たちは、未来のために語り継いでいかねばなりません。
今年５月には、オバマ米大統領の歴史的な広島訪問もありました。日本を含め、世界の安全保障体制が、核の抑止力に頼らざるを得ないこともまた厳然たる事実です。しかし、核保有国の首脳を含め、一人でも多くの方々に被爆地を訪れ、核兵器のもたらす惨禍を感じ取っていただきたいと切に願います。
唯一の被爆国日本として、長崎が「最後の被爆地」であることに思いを致し、非核三原則を堅持しつつ積極的平和主義の道を進んで参ります。