衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

活動報告及びお知らせ
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◎ 政 治 ◎ 柳田法務大臣の発言

2010.11.19 ピックアップ

 「法務大臣はいいですよ。(答弁は)二つだけ覚えておけばいい。『個別事案についてはお答えを差し控えます』。わからなかったら、これを言う。これでだいぶ切り抜けてきた。あとは『法と証拠に基いて適切にやっている』」。
 柳田法務大臣が、14日に地元・広島での大臣就任の会で支援者を前にこのようにあいさつしたことを、自民党の河井克行議員が一昨日の法務委員会で指摘された。その後、件の会の映像がテレビでも放映されたが、私が所属する法務委員会で本当にそう言っていたのにはあきれ返った。「国会軽視」だという河井議員の指摘はもっともである。
 私は10月22日、法務委員会で尖閣問題での中国漁船船長逮捕から釈放の期間における政治介入の有無について柳田法務大臣に質したのだが、そのときも10分という短い質問時間にもかかわらず「法と証拠にのっとって適切に判断した」という大臣の答弁が2度もあった(城内実の柳田大臣への質問の模様は「衆議院TV」で視聴可能)。
 柳田法務大臣の発言は、国会軽視であるだけではない。わからないことを切り抜けるために紋切り型の答弁を繰り返しているなら、大臣としての職務怠慢、職務放棄ではないだろうか。柳田議員の大臣としての資格と菅総理大臣の任命責任が厳しく問われなければならない。