衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

活動報告及びお知らせ
国家国民のための信念を貫く男 信念

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◎ 政 治 ◎ 麻生政権支持率急落と国籍法の改悪

2008.12.08 ピックアップ

 今日の新聞各紙一面に麻生政権の支持率が20%近くまで急落したことがセンセーショナルに報じられていた。ここまで下がるとは自民党の執行部も思いもよらなかったであろう。特にだれが首相にふさわしいかの世論調査の質問で小沢一郎民主党代表が麻生太郎首相をわずかに上回ったことは大きな変化だ。それに気を良くしたのか、本日小沢一郎代表がとなりの選挙区の静岡三区(袋井市)と静岡八区(浜松市中区他)の民主党候補者の事務所を「ぬきうち」で査察(?)にこられたが、小沢代表は取材陣の質問に対して終始にこやかに対応されていたとのこと。これからいろいろと自民党の反乱予備軍などに対して攻勢をかけてくるだろう。
 今回の世論調査で特筆すべきは自民党の支持率は下がったのは当然であるが、民主党の支持率もほとんど変わらないかわずかにあがった程度で、政党支持なしが大幅に増えたことである。これは既存政党に対する政治不信が蔓延している証左である。
 私が麻生政権で期待していたのは、小泉・竹中構造カイカク路線の大幅な転換、いや、それとの完全なる決別である。郵政民営化見直しなどだけですむ話ではない。構造カイカク路線の結果格差社会が生まれたこと、アメリカ発の金融危機も決して自然災害ではなくて新自由主義経済路線による人災であること、を素直に認めるべきであった(あえて過去形で書く)。また、国籍法の改悪が麻生政権下で行われたことは、極めて遺憾である。本当にがっかりした。
 支持率急落の原因は「中途半端さ」、「わかりにくさ」である。
 「郵政民営化は間違っていました。アメリカに簡保資金を将来譲り渡すのはやめます。小泉・竹中構造カイカク路線を徹底的に見直し、格差社会を解消します!」
 「国籍法の改悪は日本の国益と国柄を著しく害します。だから総理として自分の目の黒いうちは絶対にやらせません!!」
 「アメリカが対北朝鮮テロ指定国家の解除をしたら、アメリカに対するあらゆる協力を見直します。」
 これくらいのことが言えないのだろうか。
 これからは、「ほんね」の時代である。出来レースやものごとを密室談合で決めるのではなく、国民にしっかりと「ほんね」を語り納得してもらうことが必要である。小手先のごまかしや中身のないパフォーマンス型の政治と決別し、二世三世やただ当選したいだけの政治屋さんたちを一掃し、国益を守り国民の幸福のために信念を貫く平成維新の志士たちが自民党や民主党などの既存政党の枠をこえて結集する時である。
 政界再編に向けて水面下でなにかが動き出している。これから年末年始にかけて政治がおもしろくなってくる。みなさんどう思われるか?
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