京都大学の北川進特別教授が、今年のノーベル化学賞を受賞されました！
科学技術政策担当大臣として、電話で祝意をお伝えいたしました。
心からお祝い申し上げます。

北川先生は、金属と有機物を組み合わせて、内部に狙った物質を閉じ込められる「金属有機構造体（MOF）」を開発されました。
この技術は、脱炭素分野をはじめ、創薬や化学、環境など幅広い産業の発展に貢献する革新的な成果です。
北川先生の長年にわたるご功績が世界的に認められ、わが国の研究水準の高さが国内外に示されたことを誇りに思います。

電話の中では、こうした素晴らしい発見を生み出すためには、基礎研究に必要な予算を切れ目なく継続的に確保することの重要性を改めて認識し、関係省庁と共有してしっかりと取り組んでいく旨お伝えしました。
また、私は国際頭脳循環の担当をしており、海外の学者との関係のなかで感じたことをお伺いしました。

一昨日の坂口志文特任教授のノーベル生理学・医学賞受賞に続き、また一つ日本発のイノベーションが世界に認められたことを大変うれしく思います。