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◎ 政 治 ◎ 大阪ダブル選挙に想ふ(ブログ英語訳 blog post english version)

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 11月28日のブログ「大阪ダブル選挙に想ふ」を英訳した。ごさんこうまでに。
 

 
“On the Osaka Double Election”
 
1. The Osaka Restoration Association led by Toru Hashimoto secured the positions of both Osaka mayor and governor on the 27th of November.
According to the exit polls in the mayoral election, just like the Nagoya mayoral election in February, floating votes overwhelmingly went to Mr Hashimoto, and moreover more than half of the votes of LDP and DPJ supporters went, not to Mr Kunio Hiramatsu, the candidate supported by both parties, but to Mr Hashimoto. Should we see this result as simply a sign of voters’ disappointment with the two major parties? Of course that was a factor. However, weren’t Mr Hashimoto’s performance and political technique a greater factor in his victory?
 
2. Mr Hashimoto’s technique is the spitting image of former PM Junichiro Koizumi’s. You say “Reform! Reform!” and label anyone who opposes you “reactionary forces”, cunningly creating a simple conflict. Naturally, I am not saying reform is bad. After all, the fundamental principle of conservatives is to change what we should change in order to preserve what we should preserve.
 
3. But recently many issues have been oversimplified to a decision between “right and wrong”. For example, “from public sector to private sector”, “escaping the bureaucracy, putting politicians in charge” or, on the TPP, “agriculture vs export industries”, “protectionism vs free trade”. It is easy to understand, but the details of the issue or other important problems, like non-tariff barriers in the case of the TPP, are often minimized or ignored. This is very dangerous and we have to be careful. The privatization of postal services is another good example.
 
4. In addition, the way Mr Hashimoto moved from the governor’s chair to the mayor’s, and set up his close ally Mr Ichiro Matsui as governor, reminds me of the way Putin and his henchman Medvedev take turns in Russia. It is a classic way to concentrate and maintain political power in the long term, and we have to accept that it has appeared in our country. When did Japan become such a place?
 
5. Surely, I can be forgiven for being surprised that, despite this, Mr Nobuteru Ishihara, secretary general of the LDP, immediately said, “The people of the prefecture and city of Osaka have considered their future and come to a decision. I want to respect their will. If Mr Hashimoto requests it, we would like to offer our cooperation”.
What should we think about this?
 
 
1.橋下徹氏率いる大阪維新の会が、昨日の大阪市長選、府知事選を制した。
 市長選について出口調査を見ると、2月の名古屋市長選と同様、無党派が圧倒的に橋下氏に流れ、かつ自民、民主支持層の半分以上がその政党が推薦した候補、つまり平松邦夫氏ではなく、橋下氏に投票したということである。この結果をたんに有権者の既存政党、とりわけ二大政党への失望のあらわれと見るべきなのか。むろん、それもあるだろう。しかし、橋下氏の勝利はそのパフォーマンスのうまさと政治手法が奏功したというほうが大きな要因なのではないか。
 
 
2.橋下氏の手法は、かつての小泉純一郎元総理のそれとそっくりである。「カイカク、カイカク」と連呼し、それに反対する者がいれば「抵抗勢力」というレッテルを貼り、巧妙に単純な二項対立をつくるという手法だ。むろん、改革が悪いとはいわない。守るべきものを守るために、変えるべきところは変えるというのが保守の基本理念であるのだから。
 
 
3.しかし、どうも最近、「官から民へ」とか「脱官僚で政治主導」とか、あるいはTPP問題における「農業vs輸出産業」「保護主義vs自由貿易」のように、問題をやたらと単純化したうえで「マルかバツか」で決めさせようとすることが多い。わかりやすいが、微妙な内容や、TPPでいえば非関税障壁のように他の大きな問題が矮小化されたり、無視されたりすることがままあるのである。これは非常に危険であり、注意が必要だ。郵政民営化が良い例ではないか。
 
 
4.また、橋下氏が府知事から市長に鞍替えし、府知事に腹心の松井一郎氏を据えるというやり方は、プーチン氏とその傀儡のメドベージェフ氏がポストを入れ替わるというロシアの手法を想起させる。権力を集中し、長期間維持するための典型的な手法だが、このようなやり方がついにわが国にも現れたということだ。日本はいつからこんな国になってしまったのか。
 
 
5.それにしても、自民党の石原伸晃幹事長が早速、「大阪府民、大阪市民が大阪の将来を考えて決断した。府民の決断を多としたい。橋下氏から要請があれば、協力を検討したい」とおっしゃったのには驚きを禁じえなかった。
 みなさんどう思われるか。

 
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コメント

  1. 無党派 2011年12月10日 20:43:02

     今晩は、1・ねー「無党派が圧倒的に」?口を挟むようですが、私はそう思わんですね。
    自分の事を言う訳ではないですが、大阪の陣は、全くとは言いませんがそれほど興味は、なかった。尤も地域が違うからそうかも知れません。”指導者の必要条件”の素質があるとも思わん。
    5・もねー親父も何だか大芝居うってんのかねー?○○会と○○組の親戚みてーなもん?とても、高級官僚の”駆け込み寺”にはなれそうもないし、城内氏なら、高級官僚が、相談してくると思いますよ。

  2. 愛知県民 2011年12月10日 21:38:54

    さすが城内先生です!かっこいい!

  3. ゆうた 2011年12月10日 22:34:08

    3番に書いている事は本当に同感いたします

    このバランス感覚の素晴らしさたるをや。
    僕が城内先生を尊敬している所以です。

    官も民も適材適所と言うものがあると思うんです。

    最近胡散臭いと思っているのが、被災地の経済特区化です。
    何でも外資参入も積極的にしていく予定だとか…

    あれってどう考えても、
    被災地をTPPの実験台にしようとしているんですよね?

    政治やメディアが判り易いスローガンを連呼する時、
    本当に要警戒ですね。

  4. 三河一志 2011年12月10日 22:36:02

     ご多忙にもかかわらず、度々英訳文も掲示して頂き、有難うございます。
     なかには、容易に読まれる方も居られると思いますが、恥ずかしながら、今までの努力不足も相まって、私はなかなか思うに任せず、嬉しい悲鳴状態です。
     また、中には真新しく思える語、用法なども有り、勉強させて頂いております。重ねてお礼申し上げます。

  5. MR.T 2011年12月10日 23:33:56

    橋下が副市長は両親が統一教会の朝鮮人の中田(鄭)ひろしにやってほしいといっておるね。部落と朝鮮でどんないい町にする気なのか。鄭ひろしも大変な人気者で愛人の奈々さんはげんきか、、、と記者に聞かれまくっていたな。

     かつて政治活動をした外国人の再入国を法務大臣が認めなかったな。正に政治活動という名の情報工作だ。

     民潭や外国人が選挙協力、献金を平気でやるとはどういうことだ。政治的意思決定に外国人を参加させてはいかんだろ。

     平気で外参権に国籍法、これは放置しておけない状況だな。

  6. MR.T 2011年12月10日 23:37:42

     その外務大臣の処置は正しい。名前は忘れたが。およそ外参権等は日本人が言い出したものではない。

     民潭などに政治活動が出来ることが問題だ。この世論誘導工作をみすみす見逃してしまっている。政治の怠慢だ。

     スパイ天国日本とは良く聞くが、こんなに抜けていてどうするのか。

     実も忙しいだろうが、政治家が何とかしなきゃいかん。

  7. メルモ 2011年12月11日 2:21:49

    橋下氏については、知事就任時より、なにがあっても、絶対マスコミが批判をしなかったのです。国会で民主党議員が発言した時、なんとかガールやチルドレンが拍手しますよね、あれと同じことが大阪のマスコミで今までずっと4年間行われていたのです。虚実織り混ぜた偶像としてできあがったのではないでしょうか。

  8. MR.T 2011年12月11日 10:26:28

    ちょっとこれ重大判例があるので紹介!

    マクリーン事件:
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

     政治活動をした外国人を時の法務大臣が再入国を認めなかった事に違憲性はない!との最高裁判決!

     つまり、外国人が国内で政治活動を行うと、工作活動、政治的意思決定に影響力を持つと日本人の主権が害されるという、立派な判決だ。

     外国人主権ではなく国民主権という事だよ! 

  9. 苫戸法師 2012年1月2日 17:16:05

     今、日本の高度成長期を支えた産業政策が何の意味も無かったことや戦後の日本の外交努力が何一つとして成果に結びついていないことや、20年に渡る経済運営、特に無策の金融政策、など優秀だと言われて日本の官僚がやってきたことが、相対的な円安と日本企業の努力によっただけということが明らかになりつつあります。
     そのなかで既得権益として特殊法人などに金を流し天下り先を増やしてきた官僚を斬ると言われれば期待するなと言うほうが無理です。
     安倍さんには期待してましたが敵は強力なんですね。
     政党は数を集めるのに意見の異なる人間を入れないで欲しいですね。

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