日米中など21カ国が参加するＡＰＥＣは、首脳宣言の採択を断念するという異例の事態でした。
APECはアジア太平洋地域の経済協力を議論し、参加国の意見を最大公約数で集約する場で法的な拘束力を持たないものです。1993年に開催されて以降以来25年間、毎年出されてきた「首脳宣言」が採択されなかったことは、極めて大きな衝撃です。
今後ますます貿易戦争が激化することが予想されます。
　その中で我が国が果たす役割が極めて重要となってきます。