昨日、高野山東京別院で開催されている、「全国伝統職人サミット」に出席して参りました。日本の風土で培われた文化財である彫刻や石仏、建具、宮大工など約20種の職人の方々の作品が展示され、目の前での実演もありました。
　職人によって作られた品々は、日常生活では量産製品によって置き換わってしまい、触れる機会が少なくなっておりますが、神社仏閣では職人の手により生み出される作品が重用されております。
　先人から脈々と受け継がれてきた技術と知恵によって作られる品々は、需要は少なくなれど我が国において必要不可欠なものなのです。
　職人の方々も直面している後継者問題や人手不足などの極めて深刻な課題の解決に向け、私も全力を尽くします。