今月５日、経済産業省は我が国産業が持続的に成長していくための「人材力」を抜本的に強化するための研究会を９月下旬に発足させることを発表しました。

研究会は産学労の有識者らから構成され、研究会の発足と同時に、「人生１００年時代」における個人のキャリア構築や社会から求められる人材像の提示等を議題とするワーキング・グループと、中小企業が求める即戦力人材確保の方策等を議題とするワーキング・グループも立ち上げられます。

日本の中小企業が長年にわたり培ってきた技術を継承・発展させるためには、優れた人材の存在が不可欠です。中小企業の構造的かつ慢性的課題である人手不足を解消し、優れた人材を育成、確保するため、同研究会には強い期待を寄せており、今後の議論に注目していきたいと思っております。