衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

活動報告及びお知らせ
国家国民のための信念を貫く男 信念

活動報告及びお知らせ

ACTIVITY

◎ 政 治 ◎ TPP交渉参加表明を阻止する国会決議  

2011.11.10 ピックアップ

 私が呼び掛け人のひとりとして行なった、「『TPP交渉協議への参加表明』を11月12日からのAPECの場で日本政府は行なうべきでないとする国会決議の実現に関する呼び掛け」に232名の衆議院議員の署名が集まった(定数480)。過半数は惜しくも越えなかったが、中には、趣旨には賛同するが、現在政府の要職にある者や執行部からの強い締め付けなどの理由で署名を泣く泣く辞退した議員も多数いるので、実際は過半を大きく超えるものと確信している。
 

衆議院事務総長室で決議案提出

 
 この署名活動を通じて、多くの会派に決議案提出に賛同いただき、本日11時00に衆議院事務総長に対して決議案を手渡した。残念ながら、本会議上程案件を議決する議院運営委員会で否決され、13時からの本会議での採決には至らなかった。実は、同委員会の理事や委員の何人かからも賛同署名をいただいていたのだが、民主党執行部は自己の信念にしたがって反対しそうな委員をわざわざ差し替えてまでこの決議案上程を否決したとのことである。
 国会議員とは国民の代表である。特に衆議院議員は、地域の代表でもある。この衆議院議員の200名以上が、野田総理の拙速な交渉参加表明に対して反対の意思を明確にしたことはきわめて重みのあることだ。それを、本会議にすら諮ることなく葬り去った民主党の方針には、重大なる異議を呈したい。議会制民主主義の否定であり、破壊である。
 署名活動についての記者会見を11時40分に議員会館の会議室を借りて行った。そこでも申し上げたが、TPPの問題のひとつに「賛成から反対に変わった人はいるが、反対から賛成に変わった人はいない」ということがある。何を隠そう、私は元外交官であり、当初は自由貿易論者のひとりとして、国際協定であるTPPに対してどちらかといえば良いイメージを持っていたが、意図的ともいえるほど少ない情報開示の中で、自分で苦労して方々から情報を集めて勉強を重ねた結果、断固反対の立場に変わったのである。転向したのである。郵政民営化のときとまったく同じである。
 

記者会見会場にて


 
 
 政府は、TPPに関する情報を十分に開示しているとはいえないし、踏み込んだ議論もまだ行っていない。これは誰もが認めることであろう。それは、国民が事実や、この問題の背景にある真相を知ったとき、私のように賛成から反対に変わることを恐れているからに違いない。だからこそ、こんなに国論を二分する(もっとも十分な情報開示と議論が行われば国論は二分どころか、ごく一部を除いて慎重・反対の立場にひとつにまとまるが)重要な問題について、たった一日しかかけずに、予算委員会でTPPに関する集中審議を開こうとする。
 さらに、予算委員会が開かれる前日の本10日夕刻に野田総理が交渉参加を記者会見で発表しようとした。これは国会を愚弄することに等しい。さすがに野田総理や仙谷氏、前原氏などの執行部はまずいと思ったのか、記者会見は明日に延期となった。
 何を急いでいるのか。よもや、普天間の基地問題で二転三転した失策を穴埋めすべく、APECまでにTPP参加を表明するようアメリカに約束させられたわけではあるまい。
 いずれにせよ、本当になんとかしなければならない。
 
(「政治ブログランキング」クリックをお願いします!)
 
※参考までに、国会決議呼び掛けへの賛同者の名簿を掲載する。ただし、海外出張中であるとか元総理であられた等、やむをえない事情で署名をなさらなかった議員もいらっしゃることを注記しておきたい。
 
———————————————————————————–
 
「TPP交渉協議への参加表明」を11月12日からのAPECの場で日本政府は行うべきでないとする国会決議の実現に関する呼び掛け
賛同者名簿
 
衆議院 民主党・無所属クラブ 賛同人数(96人)
 
議 員 名 選 挙 区
相原 史乃 南関東比例
青木 愛 東京12
石井 章 北関東比例
石田 三示 南関東比例
石津 政雄 茨城2
石原 洋三郎 福島1
石森 久嗣 栃木1
石山 敬貴 宮城4
糸川 正晃 福井2(比)
今井 雅人 岐阜4(比)
内山 晃 千葉7
生方 幸夫 千葉6
大泉 ひろこ 茨城6
太田 和美 福島2
大谷 啓 大阪15
岡島 一正 千葉3
笠原 多見子 東海比例
梶原 康弘 兵庫5
勝又 恒一郎 神奈川15(比)
加藤 学 長野5
金子 健一 千葉11(比)
川内 博史 鹿児島1
川口 浩 北関東比例
川越 孝洋 九州比例
川島 智太郎 東京比例
川村 秀三郎 宮城1(無所属)
木内 孝胤 東京9
菊池 長右エ門 東北比例
京野 公子 秋田3
熊谷 貞俊 近畿比例
黒田 雄 千葉2
小泉 俊明 茨城3
古賀 一成 福岡6(比例)
古賀 敬章 福岡4
小林 興起 東京比例
小林 正枝 東海比例
小宮山 泰子 埼玉7
小山 展弘 静岡3
斉藤 進 静岡8
斎藤 やすのり 宮城2
阪口 直人 和歌山2
篠原 孝 長野1
菅川 洋 広島1(比)
瑞慶覧 長敏 沖縄4
空本 誠喜 広島4
高野 守 茨城4(比)
高橋 昭一 兵庫4
高橋 英行 愛媛4(比)
髙松 和夫 東北比例
橘 秀徳 神奈川13
田中 美絵子 石川2(比)
田名部 匡代 青森3(比)
玉置 公良 和歌山3
玉城 デニー 沖縄3
中後 敦 千葉12(比)
辻 惠 大阪17
道休 誠一郎 宮崎2(比)
長尾 敬 大阪14
中川 治 大阪18
中島 政希 北関東比例
中津川 博郷 東京比例
中野渡 詔子 青森2(比)
野田 国義 福岡7(比)
萩原 仁 大阪2
橋本 清仁 宮城3
橋本 勉 岐阜2(比)
畑 浩治 岩手2
初鹿 明博 東京16
早川 久美子 東京17(比)
原口 一博 佐賀1
樋口 俊一 近畿比例
平山 泰朗 東京13
福嶋 健一郎 熊本2
福島 伸享 茨城1
福田 昭夫 栃木2
福田 衣里子 長崎2
水野 智彦 南関東比例
皆吉 稲生 鹿児島4(比)
三宅 雪子 群馬4(比)
宮崎 岳志 群馬1
宮島 大典 長崎4(比)
三輪 信昭 東海比例
村上 史好 大阪6
矢﨑 公二 長野4
柳田 和己 茨城7(比)
山岡 達丸 北海道比例
山口 和之 東北比例
山崎 摩耶 北海道比例
山田 正彦 長崎3
横山 北斗 青森1
吉川 政重 奈良3
吉田 公一 東京比例
和嶋 未希 東北比例
渡辺 浩一郎 東京比例
渡辺 義彦 近畿比例
浅野 貴博 北海道比(大地)
 
衆議院 自由民主党・無所属の会 賛同人数(98人)
 
議 員 名 選 挙 区
逢沢 一郞 岡山1
赤沢 亮正 鳥取2
秋葉 賢也 東北比例
あべ 俊子 岡山3(比)
石田 真敏 和歌山2(比)
石原 伸晃 東京8
伊東 良孝 北海道7
稲田 朋美 福井1
井上 信治 東京25
伊吹 文明 京都1(比)
今津 寛 北海道6(比)
今村 雅弘 佐賀2(比)
江渡 聡徳 青森2
江藤 拓 宮崎2
遠藤 利明 山形1(比)
大島 理森 青森3
大野 功統 香川3
小里 泰弘 鹿児島4
小野寺 五典 宮崎6
小渕 優子 群馬5
梶山 弘志 茨城4
加藤 勝信 岡山5
加藤 紘一 山形3
金子 一義 岐阜4
金子 恭之 熊本5
金田 勝年 秋田2(比)
鴨下 一郎 東京13(比)
河井 克行 中国比例
河村 建夫 山口3
岸田 文雄 広島1
北村 茂男 石川3(比)
北村 誠吾 長崎4(比)
木村 太郎 青森4
古賀 誠 福岡7
小里 泰弘 鹿児島4
後藤田 正純 徳島3
近藤 三津枝 近畿比例
齋藤 健 千葉7(比)
坂本 哲志 熊本3
佐田 玄一郎 北関東比例
佐藤 勉 栃木4(比)
塩崎 恭久 愛媛1
塩谷 立 静岡8(比)
柴山 昌彦 埼玉8(比)
下村 博文 東京11
新藤 義孝 埼玉2(比)
菅原 一秀 東京9(比)
高市 早苗 奈良2(比)
髙木 毅 福井3
竹下 亘 島根2
武田 良太 福岡11
武部 勤 北海道12(比)
竹本 直一 大阪15(比)
橘 慶一郎 富山3
田中 和德 神奈川10(比)
棚橋 泰文 岐阜2
谷 公一 兵庫5(比)
谷垣 禎一 長崎3(比)
谷川 弥一 長崎3(比)
谷畑 孝 大阪14(比)
田野瀬 良太郎 奈良4
田村 憲久 三重4(比)
德田 毅 鹿児島2
長勢 甚遠 富山1(比)
永岡 桂子 茨城7(比)
長島 忠美 北陸信越比例
中谷 元 高知2
丹羽 秀樹 愛知6
額賀 福志郎 茨城2(比)
野田 聖子 岐阜1(比)
野田 毅 九州比例
馳 浩 石川1(比)
浜田 靖一 千葉12
林 幹雄 千葉10(比)
平井 たくや 香川1
福井 照 高知1
古川 禎久 宮崎3
古屋 圭司 岐阜5(比)
細田 博之 島根1
保利 耕輔 佐賀3
町村 信孝 北海道3
松浪 健太 大阪10(比)
松野 博一 千葉3(比)
松本 純 神奈川1(比)
三ツ矢 憲生 三重5
宮腰 光寛 富山2
村田 吉隆 中国比例
茂木 敏充 栃木5(比)
望月 義夫 静岡4(比)
森 英介 千葉11
森山 裕 鹿児島5
山口 俊一 徳島2(比)
山本 公一 愛媛4
山本 幸三 九州比例
山本 拓 福井2
山本 有二 高知3
吉野 正芳 福島3(比)
中村 喜四郎 茨城7(無・改革)
 
 
衆議院 公明党 賛同人数 (11人)
 
議 員 名 選 挙 区
石田 祝稔 四国比例
稲津 久 北海道比例
漆原 良夫 北陸信越比例
江田 康幸 九州比例
遠藤 乙彦 北関東比例
大口 喜徳 東海比例
高木 美智代 東京比例
高木 陽介 東京比例
遠山 清彦 九州比例
富田 茂之 南関東比例
古屋 範子 南関東比例
 
 
衆議院 日本共産党  賛同人数 (9人)
 
議 員 名 選 挙 区
赤嶺 政賢 九州比例
笠井 亮 東京比例
穀田 恵二 京都1(比)
佐々木 憲昭 東海比例
志位 和夫 南関東比例
塩川 鉄也 埼玉8(比)
高橋 千鶴子 東北比例
宮本 岳志 近畿比例
吉井 英勝 大阪13(比)
 
 
衆議院 社会民主党・市民連合 賛同人数 (6人)
 
議 員 名 選 挙 区
阿部 知子 神奈川12(比)
重野 安正 大分2
照屋 寛徳 沖縄2
中島 隆利 熊本5(比)
服部 良一 近畿比例
吉泉 秀男 山形3(比)
 
 
衆議院 国民新党・新党日本 賛同人数 (4人)
 
議 員 名 選 挙 区
亀井 静香 広島6
下地 幹郎 沖縄1
中島 正純 大坂3(民主・無)
田中 康夫 兵庫8(日本)
 
 
衆議院 国益と国民の生活を守る会 賛同人数 (2人)
 
議 員 名 選 挙 区
城内 実 静岡7(無所属)
小泉 龍司 埼玉11(無所属)
 
 
衆議院 たちあがれ日本 賛同人数 (1人)
 
議 員 名 選 挙 区
平沼 赳夫 岡山3(無所属)
 
 
衆議院 無所属 賛同人数 (5人)
 
議 員 名 選 挙 区
鳩山 邦夫 福岡6
松木 けんこう 北海道12
横粂 勝仁 神奈川11(民比)
石川 知裕 北海道11(民主)
佐藤 ゆうこ 愛知1(民主・減税)
 
賛同合計人数 (232人)