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※書籍紹介※ 『崩壊前夜ー日本の危機』(日本文芸社)

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 政治評論家の森田実先生が近著『崩壊前夜ー日本の危機』(日本文芸社、1365円)をご恵贈くださった。サブタイトルは「アメリカ発世界恐慌で岐路に立つ日本」で、本の帯には「世界中を不幸にした「市場原理主義」に決別せよ!」とある。
 いまだにカルト新興宗教のように、「市場原理主義」を信奉している思考停止状態の学者や政治屋、マスコミ関係者がいる。もっともその多くはまるで塹壕に隠れたようにおとなしくしているが。そういったひとたちこそまずこの本を読んでいただき、堂々と納得のいく反論をしていただきたい。
 国籍法の改悪も、郵政売国民営化(日本売り)も、人権擁護法案もみな、日本の国益や国柄に大きな影響を及ぼす問題である。それなのに、こっそり密室談合で国民の知らないところでいつの間にか決められる。それに対してマスコミは沈黙したり、とんちんかんなことしかいわない。一部の国益擁護派が勇気をもって「おかしい」と問題提起するだけで、「抵抗勢力」だの「差別主義者」だのレッテルを貼られる。
 本家本元のアメリカですら、市場原理主義は見直されている。だが、未だに自民党も民主党もはっきりと市場原理主義と決別できないでいる。自公政権が維持されても、民主党を中心に政権交代が実現しても「破滅への道」。このままでは何も変わらないではないか。
 アメリカ経済の破綻をあたかも自然災害であるかのように報道する世界中のマスコミはおかしいとの森田実先生のご指摘は正しい。欲の皮のつっぱった連中が好き放題にすれば、いずれ市場は破綻するので、これはあくまでも人災なのだ。
 日本経済についても同じことがいえる。人災である以上その背後にあるものをきちんと国民の前に引きずり出す必要がある。誰が首謀者か協力者だったのか厳しい総括が必要なのだ。これをせずして、うやむやにすれば、結局いつもの繰り返しで、国民につけだけがまわされて、首謀者はおとがめなし。本当の悪いやつほど良く眠り、善良な市民が通り魔にあったりひどい目に遭う。もうこんなばかげた社会には多くの良識ある市民、国民はうんざりだ。
 マスコミの関係者に告げる。マスコミがこぞって新自由主義経済(構造カイカク路線、規制緩和路線、市場原理主義、株主至上主義、三位一体改革、ホリエモン・村上ファンド礼賛、公共事業建設業者・郵便局長・医師会関係者悪玉論など)を進めたばかりに景気が低迷し広告収入が減って困っているではないか。自分で自分の首をしめるような政策(カイカク原理主義)を礼賛し、黙認したつけがまわってきていることにまず気がつけと言いたい。
 これからマスコミが生き残るには、?まず自己批判をすること(200%しないだろうが)、?構造カイカク路線の全否定、?諸悪の根源を徹底的に追及する、ことである。マスコミだけでなく、麻生政権にもあてはまる。カイカク、カイカクっていってもやっていたのは「カイカクごっこ」や「破壊ごっこ」(破壊ならだれでも出来る)。本当の改革や変革、共存共栄のためのルール作りなどは実はやっていなかったに等しいのだ。この失われた7年近い空白の年月を取り戻すには、日本の国会の根本的な改革すなわち政治改革(議員特権廃止、議員定数半減、世襲制原則禁止)しかあるまい。
 良識あるこのブログの読者、特に国籍法の改悪問題で積極的に行動している方々に是非この本を読んでいただきたい。国籍法の問題については一切言及されていないが、共通するある大きな問題に「気がつく」はずである。その答えはここでは明かさない。気がついた方、このブログにその「答え」を是非コメントしていただきたい。お待ち申し上げる。
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