衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

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◎ 政 治 ◎ 小沢一郎元民主党代表の記者会見

2011.10.07 ピックアップ

 昨日の小沢一郎元民主党代表の初公判後の記者会見をたまたまテレビで見て正直いってがっかりした。
 私は小沢シンパでも反小沢でもないがどちらかというと中立の立場にいるものだが、見ていて後味が悪かった。
 小沢一郎氏から情というものが感じられないのだ。むしろ、相当おいつめられているので、記者にあんな逆切れ質問(「ちゃんと勉強してから質問しろ」)をしたのだろうか。かわいそうというよりあわれであったと感じた。多くの国民も唖然としたのではないか。この記者会見は間違いなく逆効果だった。
 私は小沢氏の秘書をめぐる問題にしても、検察と裁判所の対応はどうかなと思う。鳩山由紀夫氏のいわゆる母親からの莫大な額の「子供手当て」や菅前総理の在日外国人からの違法な献金問題は不問に付され、なぜか小沢氏周辺だけが執拗にせめられている。
 それでも、小沢氏が「検察の捜査は政治家・小沢一郎の抹殺が目的」と発言したのは、全てを検察のせいいにして自分はまったく潔白であると言っているようなものである。それでいて、4億円のカネについて記者に聞かれたら「検察に聞いてくれ」と答える。
 これだけ世間をお騒がせしたことに対する謝罪なり、反省の弁もない。
 いったいどうなっているのかと思った。
 きっと小沢一郎氏は不器用で正直な方なのだろう。それでも、これを言っちゃあおしまいよというのが、大人の世界、特に政治の世界にもあると思うのだが。私もこれまでいろいろ失敗を経験してきた。今ではできるだけ自分のくだらない私的な感情はなるべく外に出さないようにしている。
 自分もこれを他山の石として、もっともっと自己研鑽しないといけないと思った。
 
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