衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

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◇ コ ラ ム ◇ ワールドカップ南ア大会

2010.06.25 コラム

 朝起きたら日本代表が3対1で勝っていた。昨日は生中継が始まる夜中の2時半頃まで1966年のイギリス大会、1970年のメキシコ大会のDVDを自宅で見ていた。翌日朝からの日程があるので、運を天に任す気持ちで就寝した。予想は1対0で日本が勝つと信じていたが、結果は3得点の大勝利であった。
 わが代表は前回のオランダ戦、本当に良くがんばった。オランダというと私が子供の頃に西ドイツに滞在していた1974年のワールドカップ西ドイツ大会を思い出す。
 ヨハン・クライフ率いる最強のオレンジ軍団のオランダは優勝候補であった。ところがオランダに西ドイツ代表が決勝で勝ったのである。今でもキックオフ直後のベルティ・フォークト(Berti Vogt)のファウルによるオランダのPKの先制点、その後の西ドイツのブライトナー(Paul Breitner)の同点弾、ゲルト・ミュラー(Gerd Mueller)の勝ち越しゴールを思い出す。
 西ドイツにとっては1954年のスイス大会以来の二回目の優勝である。
 1966年は私が生まれた翌年であるが、イギリス対西ドイツの試合は本当にわくわくするような試合であった。ウヴェ・ゼーラー、フランツ・ベッケンバウアー、ジギイ・ヘルト、ハラー、シュネリンガー、ヘットゲス、ヴェーバー、ティルコフスキーなどの西ドイツのスター選手と、ボビー・チャールトン、ハースト、ピータース、バンクスなどのイギリスの精鋭が死闘をくりひろげた。
 2対1でイギリスリードの中、試合終了直前の後半45分にヴェーバーの同点ゴール。試合は延長戦に入る。45年たった未だに議論が分かれている西ドイツの幻のゴールが認められず、結局延長の結果4対2で西ドイツが負ける。
 その4年後のメキシコ大会では西ドイツが見事に優勝候補のイギリスに対して雪辱を果たす。南ア大会でも決勝トーナメントでドイツとイギリスが対戦する。
 このあとわが日本代表も決勝トーナメントでパラグアイと闘うが、なんとか勝ち上がって欲しい。
今回のフランスやイタリア代表チームではないが、サッカーは本当にメンタルな部分が大きい。個人プレーも大事であるが、日本の得意とするチームワークで今大会さらに躍進してほしい。