昨年11月15日から16日にかけてG20いわゆる金融サミットが米国ワシントンで開催された。このG20会合では、米国と対立するEUおよび新興国の主張がほぼ全面的に受け入れられ、市場への政府介入が打ち出された。格付け会社に関しては名指しで規制・監督の強化や登録制の導入の対象とされ、ヘッジファンドに関しても名指しは避けられたものの同様に規制の対象となった。元来、格付け会社とヘッジファンドに対する規制・監督の強化は、米国のエンロン破綻事件以降、英国を除く独、仏をはじめとする欧州諸国が米国に対してその導入を強く迫っていたが、米国はそれらの要求を無視し続けてきた。ついに山が動いたのだ。
G20会合では、フランスのサルコジ大統領は、なんとドルの基軸通貨としての見直しまで迫ろうとしたようだが、そこまですると米国のメンツが丸つぶれになるのでこの問題は棚上げされた。
そもそも、サブプライム・ローンがもたらした金融危機が、あたかも自然災害のように、あるいは非常に複雑な問題がからみあって生じたかのようにいうエコノミストが多い。が、日本の郵政民営化問題(=日本国民全員の幸せのために使うべき日本の貴重な資産を、一部のはげたか外国金融資本とその手先に格安で払い下げること)と同じで、そのからくりは実は極めて単純である。要するにサブプライム・ローン問題では、健全な債権と不健全で危ない不良債権を混合して、リスクを外から見えないようにして証券化金融商品として世界中に売りまくったということである。敗戦後の日本の闇市でお酒にメチルアルコールを混ぜて多くの人が失明した事件や、軽油に不純物を混ぜて有害物質をまき散らしているのと同じような、水増し詐欺商法である。
特に問題なのは、健全な債権に不健全な債権を混合した証券化金融商品を米国格付け会社はもっとも安全であるというAAA(トリプルA)の証券として格付けし、アラン・グリーンスパンFRB議長(当時)や米国政権中枢がそれに対してお墨付きを与えたことである。
私はここでこのブログの読者に以下のことを問題提起したい。
一、かつて世界最大の債権国であるわが日本の国債の格付けが、世界最大の債務国米国の一民間格付け会社によって、アフリカの小国のボツワナよりも格下に扱われたのはなんだったのかということ。
二、2008年のサミット議長国が日本なのに、なぜG20会合が日本で開催されたなかったのか。金融危機を発生させた張本人でもある米国へ日本のトップがわざわざ出向くのを屈辱と感じないのか。(おまけにつけまでまわされて。)
三、グリーンスパン前FRB議長もさすがに米国下院の公聴会で新自由主義的な金融政策について誤りを認めた。それに対して、日本ではかつての規制改革会議のメンバーの中谷巌教授が転向宣言しただけで、竹中平蔵元大臣はじめ政府中枢にいた関係者がだんまりを決め込んでいるのはなぜなのか。
このブログの読者はとっくに気がついていると思うが、世界の潮流はすでに大きく転換している。このままいくとドルの暴落そして米国債という危険な金融商品を買い続けている多民族貧困大国中国が崩壊する可能性が高い。要は、パワー(政治権力、軍事力)、マネー(拝金主義)ばかりを重視するような次元の低い価値観をもった大国が、調子に乗りすぎてまわりの国々に迷惑をかけすぎたために自滅するということだ。
アメリカと中国に地政学的に挟まれている日本は、アメリカや中国と運命をともにすべきか、それとも袂を分かたないにしろ一定の距離をおいて欧州、アジア、中東、中南米、アフリカのまっとうな国々と、右とか左とかのくだらない前世紀型のイデオロギーを超えて、連帯していくべきかどうか選択を迫られるであろう。
我が国において太古以来連綿と続く共存共栄の和の精神を、新たな21世紀文明の中心的な価値として世界に広める秋(とき)がついに来たと私は確信している。
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Archive for 1月, 2009
◎ 政 治 ◎ 米国モデルの崩壊
☆お知らせ☆ ブログの再開
元旦から毎日更新し続けていた城内実のとことん信念ブログが昨日とぎれてしまったことをこの場をお借りして深くおわび申し上げます。
実は城内実は二泊三日の日程でemobileの使えない山の方で後援会活動をしておりました。ある山あいの里にある小学校の近くを歩いていたらドコモとauのアンテナが二つたっておりました。こういうアンテナがあるからこういう中山間地域でも携帯電話が通じるのだなと感心した反面、emobileは圏外なのでありました。
50年近く前の真空管アンプを使って50?100年前のレコードをかけたり、戦前の壁掛け時計のぜんまいをせっせと巻いているような、超アナログ人間の私には、emobileはあまりにも便利な機器です。だからこそ電波が届かない地域では使えないという落とし穴があるわけです。
でもこりずに今度携帯電話からブログを書く方法を習得いたします。
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◇ コ ラ ム ◇ こよみ
先日年賀状が届いた。旧暦の年賀状だった。確かに旧暦の方が日本の四季や風物に合うようだ。
暦(こよみ)というものの大切さを改めて考えさせられた。
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◇ コ ラ ム ◇ 手芸(写真付)
毎年一回開かれるある地区の公民館の行事に見学に行ったら、手芸クラブのみなさんの作品が展示されてあった。いろいろな色や模様の布や糸などを使った作品がとても輝いていた。
大量生産品よりもひとつひとつ心をこめて手作りしたもののほうがぬくもりがある。そういえば、私が子供の頃には近所に手芸の店が結構あって母も型紙を切って私に半ズボンやシャツなどを作ってくれたが、そういう家庭がどんどん少なくなってきている。
このスピード時代に何日もかけて服を型紙から作ったり、毛糸でセーターを編むなど、時間の無駄と思う人が多くなっているのであろう。しかし、こういう時代だからこそ、手作りのもの、ぬくもりのあるものがこれからは主流になると確信している。


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◇ コ ラ ム ◇ 酒と甘味
最近酒断ちをしているせいか、甘いものをよく食べるようになった。不思議なもので、酒を見ると何かからだに良くないもののように思えてならない。飲みたいなどと全く思わない。だから、別にがまんしているわけではない。イスラム教徒の方も、そんなふうに感じているのではないか。
実際は日本酒などを適度に摂取することは、健康に良いとされている。キリスト教はぶどう酒、神道では日本酒と、
一部の宗教とお酒はきってもきれない関係にある。どこかの本で読んだが、あるカルト宗教は信者をマインドコントロールするために、飲酒を禁じているという。まじめな人ほどマインドコントロールされるそうなので、お酒を飲むということは人間を適度にふまじめにし、もって柔軟性やバランス感覚を与えているのだろう。ただ、私は元来いいかげんな人間なので禁酒をすることは自分を鍛えるためにも良いと思っている。
酒と比べて甘いものは最近の健康ブームのせいかずっと悪者扱いされている。私などはもともと仙人のように、少食でも十分健康で快適な生活を送れる体質なので、甘いものをぱくぱく食べることは少なかった。が、酒をやめた代わりに食生活のバランスが崩れ、ふだん飲まないコーヒーを飲んだり、ふだんあまり口にしない甘いものを食べるようになった。
おかげで、高校生以来ほとんど変わらない(±1?)体重が最近では2?3?近く増えてしまった。
いずれにせよ、禁酒はこれからも続けるが、何ごとも腹八分目ということだろう。
◇ コ ラ ム ◇ 打つ手は無限にある
今年の元旦から毎日真剣勝負だ。毎日冷水を朝浴び、街頭演説も、禁酒も続けている。緊張感が持続するとそれが習慣というか常態となり、苦痛でも何でもなくなる。
そうなってくると、これまで見えなかったものが見えてくるようになる。世界一の特権にあぐらをかき、パフォーマンスだけで国民や市民をなめきっているいるわが国の国会議員の多くは、おそらくアメリカ発金融危機の背後にあるもの、日本の景気の低迷の理由が全く分からずに偶発的な自然災害とでも受け止めていることであろう。
また、国会の与野党の論戦を聞いていても、あまりにも本質からずれていて聞くのもいやになる。そもそも日本の太古以来の国柄や歴史と伝統に思いをはせずして、また、自然や命を慈しむ心を持たずして、良い国や社会をつくれるはずがない。
私は反米主義者ではないが、行き過ぎた日本のアメリカ化が日本の国柄を破壊し、日本国民を不幸にすると郵政民営化問題を含め何度も警鐘をならしてきた。そのとおりになったが、わたしは予言者でもなんでもない。国民はマスコミを通じて限られた情報しか得ていないのでなかなか正常な判断できない。それだけである。少なくても背後にあるいろいろなからくりが分かれば、誰でも簡単に構造カイカク路線の茶番やひどさに気がつくのである。
日本の景気はアメリカ追従型の構造カイカク路線のせいで予想以上に低迷しているが、私の好きなことばに「打つ手は無限にある」がある。実はこの景気低迷から脱出するための方策は結構いろいろとあるのではないかと最近考えるようになった。
その内容については、今後このブログで具体的にふれていきたいと思う。要はあきらめないで物事の本質を見極め対処していくことである。私自身過去三年間「打つ手は無限にある」の精神で、無所属という大変不利な状況であるにもかかわらず、あきらめずに、逃げずに、試行錯誤を繰り返しながらこつこつ次の選挙に向けて準備し実行してきた。自然との対話や俳句をつくったりしていると、ものごとの本質が分かるようになり、アイデアも天の方から頭の中に降りてくるようにわいてくる。選挙戦に向けてすでにあみだした究極の「打つ手」がまだまだあるが、その中身を現時点で明らかにすることはできない(といってもどの陣営もまねのできない手法だが)。
「打つ手は無限にある」。夢と希望を持てば日本の経済も良くなり、日本の政治も社会も良くなる。同志諸君、ともに立ち上がり、万民幸福を合い言葉に新しい歴史を一緒に創っていこうではないか。
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◇ コ ラ ム ◇ 無事かえる(写真付)
今日ある行事に行ったらちょうど地区の社会福祉協議会の方が展示を行っており、そのかたわら何か緑色のフェルトを縫っておられるので、訊いてみたら「ブジカエル」とのこと。この「ブジカエル」を女性の方々が今年の4月から小学校に入学する一年生全員のために100個近く手作業で作っているとのこと。
そう、「ブジカエル」とは「無事帰る」という意味で、登下校する子供たちのランドセルに完成品をつけてもらうそうだ。交通事故などのないように無事お家に帰れるようにと祈りをこめて一針一針縫ってある。
この小さなカエルに、祈りや愛やぬくもりがこめられている。それら(祈り、愛、ぬくもり)は実際には目に見えないが、私の心の眼(心眼?)には何となく暖かく尊く光るものが発するように見えるのである。
何度もこのブログでとりあげたように、行き過ぎた新自由主義経済、拝金主義、欧米流の個人主義の蔓延で「目に見えない大切なもの」がどんどん軽んじられ、日本の社会から国家から失われつつある。
政治の原点とは、こうしたちょっとした小さな祈りや愛やぬくもり、平和を大事にする心であると思う。私の信念とはこういう大切なものを、小さいからといって軽蔑したり、虫けらのように平気で踏みつぶすような拝金主義や物質至上主義の権化と命がけで戦い、体を張ってこのブログの読者の同志とともに守ることだ。
こういうことを書いても分かる人は分かるし、分からない人は分からないだろう。しかし、分からない人でもいつかは必ず気づくと信じている。なぜなら、私も10年くらい前まではそういうことに気づかなかったからだ。
同志のみなさんはどうだろうか。
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☆お知らせ☆ BS11の出演番組を近く動画でアップします!!
私が22日に出演した日本BS放送(BS11)の番組につきましては、大勢の方から予想以上の反響がありました。コメントならびに応援メッセージありがとうございました。
そこで、この生放送の番組をご覧になれなかった方のために、近くこの城内実オフィシャルサイトで動画で公開することにいたしました。すでに日本BS放送(BS11)のご好意で動画アップのご了解も得ております。もうしばらくお待ちください。
なお、城内実自身BS放送を受信する環境にありませんが、BS11の「INsideOUT」のような好番組を通じてより多くの方々が政治に関心を持たれることを強く期待しております。ともすると視聴率稼ぎにおちいりがちな既存の地上波のテレビ局と異なり、中身の濃い意欲的な番組作りをされていると感じました。衛星放送がインターネットとともに将来日本のメディアを根本から変えるかもしれないかもしれません。
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☆お知らせ☆ 1月22日(木)日本BS放送に出演
本22日、日本BS放送(BSデジタル11)の番組「INsideOUT」(22時00分から23時00分放送)に出演します。実際の出演は22時07分から22時52分までです。
基本的にはこれまで東京収録のテレビ番組出演はお断りしてまいりましたが、日本BS放送の関係者の熱意に負けて今回出演することにしました。ご参考まで。
なお、このブログは浜松から東京への移動途中の新幹線でemobileを使って書いております。
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☆お知らせ☆ 大寒みそぎの動画・写真
昨日の大寒みそぎの写真と動画をアップしました。是非ごらんになって下さい。また、感想ありましたら、コメント欄にお願いします。




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