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◇ コ ラ ム ◇ 「SP音源復刻 信時潔作品集成」 

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 このたび「SP音源復刻 信時潔作品集成」が世に出た。信時潔といえば、「海ゆかば」の作曲者として有名であるが、そのイメージがあまりにも強すぎるがゆえに信時潔の作品は戦後忌避されるきらいがあった。その点で、「戦友別盃の歌」というすばらしい詩を戦中に発表しながら、戦後は国粋的すぎたという烙印を押されてひっそりと暮らさざるを得なかった詩人の大木惇夫と似ている。
 「SP音源復刻 信時潔作品集成」の企画・構成及び音源の復刻は、音楽史研究家で私と同じSP盤の蒐集家でもある郡修彦氏が担当、解説は信時潔氏のお孫さんでいらっしゃる信時裕子氏で144ページも及ぶ解説書は読み応えがある。私も多少この「作品集成」の制作に関わった。「駒場の歌」という稀少盤の音源を提供させていただいた。
 この「作品集成」の目玉はなんと言っても埋もれた名曲「海道東征」であろう。これは紀元2600年奉祝記念作品として神武天皇の東征の物語を詩人の北原白秋が書き、信時潔が渾身の力を込めて作曲した交声曲である。歌は東京音楽学校(現東京芸術大学音楽学部)本科声楽部の生徒を中心に歌われ管弦学部なども総動員されて作られた。SP盤の方は十二吋盤8枚が特製ケースに入っておりスコア付きで日本ビクターから昭和十六年四月に発売された。蒐集家というものは、不思議なもので同じものでも場合によっては何セットも所有していたりするもので、私は「海道東征」を三セットも持っている。美麗盤に差し替えたい、スコア付きの完品(稀少盤)を欲しい、というマニア独特の欲求にかられたからだ。
 新品同様のSP盤であっても材質が劣悪だったのと録音技術が悪かったせいか、それほどレコードの音は良くない。だが、この壮大な神武天皇の物語、すなわち日本の精神そのものを、西洋の音楽技術をもって表現しようとした試みは、すばらしいとしかいいようがない。
 聴くたびに新しい発見と感動がある。北原白秋の歌詞と信時潔の曲を是非おのおのの耳だけでなく、魂(たましひ)で聴いていただきたい。
 「作品集成」には他にも舒明天皇の御製に曲をつけた「やまとにはー國見の歌」などの名曲もある。戦前の日本精神の神髄に触れてみたいと思う方にとってはおすすめのCDである(CD6枚組と解説書のセットで¥15750)。
(「SP音源復刻信時潔作品集成」を購入希望の方は下の写真をクリック願います。)
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コメント

  1. 喜八 2008年12月3日 9:20:30

    おー! こういうエントリも最高ですね! (^_^)v
    ちなみに、エントリ中で紹介されている「舒明天皇の御製」については、「がんばれ城内実」ブログに関連記事があります。
    「大和には 群山あれど(万葉集)」
    http://ganbare-kiuchi.com/2008/09/28/360
    「舒明天皇(神皇正統記)」
    http://ganbare-kiuchi.com/2008/09/29/363

  2. 小五郎 2008年12月3日 12:11:27

     歴史を知ると、日本が観える、尚且つ見ると、誠の日本が観えます。見えます。ありがとうございました。

  3. めそ 2008年12月3日 12:20:07

    城内先生、はじめまして。
    国籍法について、下記の書き込みを発見したので、転載させていただきます。
    この国はいったいどうしてしまったのでしょうか?
    どうかお力をお貸しください。
    取り返しの付かない事になってしまう・・・。

    179 名前:エージェント・774[] 投稿日:2008/12/03(水) 07:18:32 ID:wHaPxJp8
    国対関係から聞いた話だと国籍法の委員会採決は明日、12月4日だそうだ。
    理事会を開かずに4日に法務委員会を招集して、附帯決議をつけて採決する。
    どうしてそういう変則的なことやるのかというとステルス作戦なのだそうだ。非難の声が大きいので。
    国対や法務委員なんかは強引に通してしまえば国民は大人しくなると思ってるようだが、果たしてどうか?
    中心となって進めているのは民主の千葉氏と公明党のようだ。千葉氏一任だから理事会は不要なのだそうだ。
    既に法務委員会の理事も委員も了承済みだから出来レースで、附帯決議をつけてすんなり通る。
    附帯は半年ごとの報告義務とDNA鑑定の検討だが、あくまで努力目標だから空手形に過ぎない。
    民主と公明の委員だけでも多数決で通るが、本会議で全会一致の形式にしたいから自民党の委員にも話はいってる
    自民党は党内では慎重論が強いが、法務委員は賛成派が大勢を占めてるので附帯で満足して賛成するようだ。
    これで5日の参院本会議では異議がある議員も反対の意思表示も出来ない。国会の総意として国籍法は成立する。

    このような国民無視の暴挙の中心は千葉氏、そして公明党および法務省だが、自民党や民主党の法務委員、
    それに両党の国対、執行部も共犯だ。民主政治の大きな危機といえる。
    これを止めるには、もう時間があまり無いのだが、FAXでの反対意思表示だけでは足りない。
    それに加えて、千葉氏などには電話で談判していく他あるまい。また地元の県議なども巻き込んでいくしかない。
    国民の声をもっと強く大きく、永田町に届けなければ大変なことになる。

  4. 小五郎 2008年12月3日 18:12:26

    >2そめさんダレが代理ですか?千葉氏と公明党なのですか?そうであれば聞くように、公正を知ること、それが法務員の務めではないか、善いことを憎んで悪を愛し民から皮をその骨から生肉を引きちぎる者、[指令]者たちよ、さー!これを聞くように。公正を憎み嫌い、まっすぐな物事をさえすべて曲がっているとする者たち流血の行為をもって国籍法を築き、不義をもって宗団を[建てる]者たちよ、その頭たちはただわいろのために裁き宗教上職務専門に受け持つ人たちはただ代価のために教え偽言者たちはただ金のために、人の将来の事の吉凶などを、自然の徴候や将来の動向展開をそれによって国民をあざむきの判断させ。それでも彼等は仏に頼って言ふことになる。

  5. 引佐の光 2008年12月3日 20:22:08

    参議院法務委員会や党役員などの国会議員事務所に「国籍法改正案廃案要請」の最後のお願いのファックスを送信して、そのあとこのブログを開きました。そして上の2.めそ様の書き込みを拝見しました。それで、法務委員の国会議員事務所にいくつか電話をかけてみましたら、やはり、めそ様の情報どおり可決される予定のようです。参議院与党の民主党が通す予定なんですからほぼ間違いなく可決とのこと。それにしても自民党は民主党のせいにし、民主党は自民党のせいにして、両方とも「自分たちは国民と危機感を十分に共有しているけど、相手が決めてしまうのだから手のうちようがない…」という口ぶりです。付帯事項の「重国籍の検討」もこのままスルーですね。ある秘書さんに「では、これだけの危機感をうわまわるメリットは何でしょう?」と問うと、「確かにそれは難しい…」と絶句。党本部の政策調査会に聞いてくださいとのことでした。政策調査会の「営業時間」に間に合わなかったので明日聞いてみます。なんて答えるつもりかな。今後は、議連(国籍法改正案を検証する会合に賛同する議員の会のこと?)が中心となって次回1月5日から始まる国会で議員立法で覆すしかないと教えてくれた人がいたけど、まだ実施もされず弊害も表立っていないうちから改正できるのかしら?素人の私でもそれは難しいと思うけどね。とにかく、わたしは改正案が提出されるまで、ファックスを送り続ける!
    それよりも、一刻も早い総選挙を!経済対策なんてしてくれなくていい。
    城内先生を国政に戻すのが国家の急務でしょ。

  6. ぴースケ 2008年12月3日 21:36:40

    何故、一事が万事不可解な事が続くのか。政治、官僚、財界、労組、すべてが劣化している。
    国民が安心して暮らす事ができる世を創る事が「政(まつりごと)」ではないのか。
    民は、朝起き、神棚に礼をし、各々が誰に指図されるわけでもなくやるべき事をしっかりやり、家族と笑って床に着く。
    望みはそれだけである。銭の為に働くのではない。
    そんな国民生活を見守るのが「政」ではないか。
    12/1、平沼先生が「自民、民主の保守派、そして平沼グループを会わせて行くしかない。」との趣旨の発言をされたようです。
    唯一、そして最後の砦です。平沼内閣総理大臣の実現しかありません。

  7. 2008年12月3日 22:02:47

     先生こんにちは、僕はせいじのことは、わかりませんが、きのう、テレビを見て感じたことを、書いています。静岡けんの人のことですが、あたみ、の、番組でした。おばさんが、あんた、つまらないこと、やめなさい、といったので、僕もそうおもったので、書きました。僕もてれび、はちゅういしたいと、思いました。

  8. 猿渡 2008年12月3日 22:45:16

    私は私の周囲においても、特定の政治集団、つまり公明党=創価学会に対する敵意を鮮明にします。もう遠慮容赦はしないです。限られた命と体力と知能を傾けて闘っていきます。

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