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俳句の会

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 今日は地元の俳句の会の句会に参加した。その中で10分ほど40数名の会員の前で最近の政治情勢や日本語についてお話させて頂いた。
 私が俳句をはじめたのはごく最近であるが、俳句をやればやるほどその奥の深さに感心する。なぜなら日本語の持つ微妙な音の違いで、俳句の優劣が決まるからである。
 もともと日本語には、言霊(ことだま)というものがある。その音ひとつひとつに魂が宿っており、きたないののしりの言葉や呪いの言葉を発するとその音がまわりの空気を汚し、最終的にはそのきたない言葉を発した自分にブーメランのようにかえってくるのだそうだ。
 したがって、相手に対して罵詈雑言を浴びせた者は、自分にその言葉が何倍にも増幅されてはね返ってくることを覚悟しなくてはならない。だからこそ、不愉快なことがあったとしても、悪態をついたりしてその場の空気を汚してはならないわけである。
 日本語というものは本当に不思議な言葉である。俳句の世界はたった17文字しかないが、そこには宇宙のごとき広大無辺の広がりや無限の可能性がある。これは俳句に多少心得のあるひとならば誰でも分かる「感覚」である。マネーゲームばかりに興じているような、デジタル型の唯物主義的な連中には分からない世界だ。
 人間は所詮動物である。しかしいわゆる「けもの(=(ku+we)+(mu+wo)+(nu+wo))」とは違う。「けもの」という音を20回くらいゆっくりく声に出して見ると、あっちへいったりこっちへいったりする根無し草の感覚がなんとなく分かってくる。
 みなさんはこれからなるべく、私が日本語の不思議な感覚に出会ったように日頃の日本語の音読を通じて感性を鍛錬して頂きたい。
                               4月23日(月)
 


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