体育の授業に日本武道を(その四)
広島の高校一年生の支援者の女性から次のようなメールを頂いた。以下で全文を掲載する。
「お返事いただけて光栄です。おとといメールさせていただいたM○です。私は幼いころ空手をたしなんでいました。空手によって、身体はもちろんですが、何より心が鍛えられました。礼儀作法も多少わかるようになりましたし、幼少のころから厳しい練習に耐えてきたせいか、ちょっとやそっとのことでは潰れない精神力を持つことも出来ました。やはり日本武道というのは日本人の心にぴったりと合うようにできていて、豊かな心や人間性を養うのに大きく貢献できると思います。国際社会で活躍できるというメリット以外にも、器の大きい人間になれるとい意味で、日本武道は日本人の役にたつと思います。
しかし今現実問題、体育の時間に本格的な日本武道をやるとなると不可能に近いのではないかと思います。理由は、ひとことで言うと危険だからです。最近の親は過保護だと思うのです。自分のこどもが大切なのはよくわかります。ですが学校で体育の授業をうける以上、多少の擦り傷くらいはしかたないのではないでしょうか。むろん、監督者の立場である教員が監督を怠って怪我をしたのならば怒って当然です。
しかし私たちは人間ですので、スポーツをする時は動き周りますし、ましてや武道をするとなるとあざの一つや二つはできて当然です。最近はそれに対して学校に言い掛かりをつけてくる保護者がいるので困りものです。これは私の周りでは現実におこっていることです。地域差があるのでいちがいには言い切れませんが、過保護すぎる保護者がいるためにこどもがのびのびと学校体育をうけれていないことは事実です。
ころもどうしの間でも、あの子は一緒に遊んでてちょっとでも怪我したら、親がすごい剣幕で怒るから遊びたくないなあ、などのきがねがうまれます。すると一番可哀相なのはその過保護な親のこどもです。昔はこんなに過保護な親はどこにもいなかったと聞きます。こどもは怪我をしてあたりまえ、それでどんどん強くなる。そんな考え方が出来るようになれば、日本はもっと可能性あるこどもを伸ばすことの出来る良い国になると思います。
たいした話でもないのに長々と申し訳ありませんでした。最期まで読んでいただいてありがとうございました。」
まだ高校一年生でありながら、ものごとの本質を良く分かっているなと感銘を受けた次第である。こんなしっかりした若者がいれば日本の将来も安泰である。
ちなみにこのM○さんは空手をやっていたとのことだが、韓国の武術でオリンピック種目のテコンドーは実はもともとは空手である。このことを知っている者は実は意外と少ないのではないか。空手の本家本元は日本であるにもかかわらず、あたかも韓国古来の武術であるかのように宣伝されている。
韓国の空手がいつのまにか「テコンドー」になってしまった経緯については、その世界に詳しいある方から詳しい情報を頂いた。長年の疑問(テコンドーは空手のことではないだろうか)もようやく最近になってはれたわけである。
いずれにせよ、その分野では常識であっても一般国民には知らされていないことがあまりにも多すぎる。日本のマスコミがタブーをおそれず、真の姿を国民に伝えることを期待するばかりである。
6月6日(火)
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